業績の概況

2017年12月期の業績について

2017年12月期は、放送事業での自社テレビ局DATVとKNTVの2チャンネル運営による継続的な視聴料収入の安定化を図り、新チャンネルKchan!韓流TV開局へ向けた準備を進めてまいりました。また、韓国アーティストのツアーイベント、ファンミーティングイベント等の開催、イベント関連商品の企画・販売、ア-ティストファンクラブ運営、ならびに大型ドラマ版権の放送・DVD等事業化を行ってまいりました。
一方、利益面については、放送事業での2チャンネル運営による経費の見直し、ドラマ版権事業の早期収益化などを図り、収益改善に努めてまいりました。
この結果、売上高は77億69百万円、営業利益3億1百万円、経常利益3億8百万円、当期純利益2億89百万円となりました。

主な事業部門別の業績は以下のとおりとなります。

(ライツ&メディアコミュニケーション事業)

イベント・マネジメント事業は、韓国のヒップホップアイドルグループ防弾少年団がアリーナ公演「2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE Ⅲ THE WINGS TOUR ~Japan Edition~」、ドーム公演「2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE Ⅲ THE WINGS TOUR IN JAPAN ~SPECIAL EDITION~」、キム・ヒョンジュン除隊後初となるソロ全国ツアー「KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2017“INNER CORE”」、ボーイズグループINFINITEのL(キム・ミョンス)とソンギュの日本初ソロファンミーティングなど、年間を通して大型イベント並びにイベントグッズの企画運営・販売を行ってまいりました。また、防弾少年団の日本公式モバイルサイト「BTS JAPAN OFFICIAL MOBILE」、韓国人気アイドルグループHighlightの日本公式ファンクラブ「Highlight JAPAN OFFICIAL FANCLUB」など開設し、より幅広いマネジメント事業の展開を図ってまいりました。
版権事業は、大型ドラマ版権のDATV、KNTVでの放送をはじめ、CS・BS・地上波での放送が続々決定し、DVD・VOD化事業も順調に推移いたしました。
この結果、売上高は54億33百万円、セグメント利益は3億84百万円となりました。

(放送事業)

放送事業は、自社テレビ局DATVとKNTVの2チャンネル運営による継続的な視聴料収入の安定化と販路拡大を図り、2018年1月開局の新チャンネルKchan!韓流TV開局へ向けた準備を進めてまいりました。また、2チャンネルの特性を活かした番組提供と継続的なプロモーション展開により視聴者の獲得を図ってまいりました。
DATVは、人気俳優パク・ソジュンをはじめとするイケメンスター総出演の話題作「花郎(ファラン)」、「ソウルミュージックアワード2017」8年連続日本初放送、「FIRE!進撃のBTS特集」「おかえりなさい!東方神起特集」「私たちのSUPER JUNIOR!特集」でそれぞれメンバー出演のバラエティやドラマ等を一挙放送、KNTVは、イ・ヨンエとソン・スンホン豪華共演の時代劇「師任堂(サイムダン)、色の日記」、伝説的大ヒット映画が朝鮮時代版でリメイクされた「猟奇的な彼女」、パク・ソジュン&キム・ジウォン共演ラブコメディ「サム、マイウェイ」(原題)、ハ・ジウォン&ミンヒョク(CNBLUE)共演「病院船」等を日本初放送し、年末には2チェンネルで3夜連続韓国から「2017MBC演技大賞」「2017MBC芸能大賞」「2017MBC歌謡大祭典」「2017SBS芸能大賞」「2017SBS演技大賞」を生中継し、話題を提供してまいりました。
この結果、売上高は24億3百万円、セグメント利益は2億83百万円となりました。

2018年12月期の見通しについて

2018年1月1日~2018年12月31日の見通しについては次のとおりとなります。

当社は、放送事業を1つの基幹事業として捉え、DATV・KNTVの2チャンネル運営体制の強化・効率化を引き続き実行することで収益と基盤安定化を図り、さらに第3のチャンネル配信開始により放送サービスの拡充に取り組んでまいります。また、アーティストマネジメントからファンクラブ運営、イベント開催、グッズ企画製作・販売等の関連サービスを、一気通貫で提供できる当社の強みを最大限に活かすため、仕組みの再構築に取り組んでまいります。

事業部門の見通しは以下のとおりとなります。

(ライツ&メディアコミュニケーション事業)

マネジメント・イベント事業は、引き続き所属アーティストの日本でのイベント、ファンクラブ等での積極的な活動を行い、また所属アーティスト以外の事業にも注力して取り組んでまいります。
物販事業は、所属アーティストをはじめとしたアーティスト関連商品、イベント関連グッズやオリジナルグッズの企画製作を行い、イベント会場での物販、自社e-コマースサイトでの販売を強化し、安定的な収益確保を目指してまいります。
版権事業は、大型ドラマ版権の話題作の獲得を進め、放送・DVD・VOD事業化に共同事業等でのリスク分散を視野に入れつつ、短期間での収益化を図ってまいります。

(放送事業)

放送事業は、基幹事業としての運営体制強化・効率化を実行し、引き続きDATVとKNTVの双方の強みを最大限に活かした番組の提供、より広いエリアで視聴いただけるようケーブル局への販路拡大営業の展開、また当期はプロモーションに注力し、視聴者の獲得を図ってまいります。さらに、新規事業として第3のチャンネル「Kchan!韓流TV」を2018年1月に開局し、将来にわたり安定的な収益を確保するメディア戦略に参入し、デジタルネイティブ世代である新世代韓流層へ向けたリニア配信サービス開始により新たな収益源構築に取り組んでまいります。

2018年12月期業績は、大型イベント開催減少が見込まれること、Kchan!韓流TVの開局に伴うプロモーション等での先行投資が嵩むため、売上高67億円、営業利益80百万円、経常利益80百万円、当期純利益75百万円を予定しております。